JA信州諏訪茅野南部野菜部会は、茅野市のJA玉宮集荷所で集荷所開きを行った=写真。部会員や市場関係者、JA役職員ら90人が集まり、今年の順調な野菜生産を願った。本格的な野菜出荷を前に、毎年この時期に開いている。
現在、同集荷所では同JAの主力品目セルリーを中心に、パセリやエンダイブの出荷が始まっている。同部会の矢島嘉泰部会長は「安全安心を基本とし、高品質な野菜出荷お願いしたい」と部会員に呼び掛け、JAや市場関係者に対し「シーズンを通して高値販売を願っている」と要請した。
現在、セルリーは暖地物が例年より高品質のまま市場へ出回っているため、産地の切り替えが進まず、販売は厳しい情勢が続いている。そんな中、青果卸の東京シティ青果の行田万秀係長は「JA信州諏訪のセルリーは、非常に品質が高い。積極的に売り込んでいきたい」と述べた。