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直売所で加工品PR、生産者自ら試食販売 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: Admin|Feb 21, 2013 3:00:00 PM
出荷者自身が買い物客に向け、自慢の加工品をPR

上田市国分の「農畜産物直売所マルシェ国分」は加工品にスポットを当て、出荷者自身が試食提供・対面販売するイベント「うまいもん広場」を同店舗で開いた。同イベントは、今年で2年目。農産物の出荷が少ない冬場の売り上げを、加工品により底上げすることや、生産だけでなく加工・販売につなげる6次産業化への可能性を模索することなどを目的に開いている。
この日は、店内に特設会場を設置。地元産の原料を使用したおやき、漬物、みそ、トマトケチャップ、焼き肉のたれ、ジュースなどを出荷している7団体12人が自慢の加工品を試食提供し、消費者にこだわりをアピールした。
試食した買い物客は、「普段は直売所で野菜などを買うことが多いが、こんな加工品もあるんだと新発見しました」と話し、商品をかごに入れていた。
JA信州うえだ営農部地産地消課直売担当の金井清太郎さん(27)は「地元農産加工品はどんなものがあるか、地元の人もあまり知らないことが多い。この機会に味を知ってもらい、次の購買につながれば」と話した。
同直売所は、2010年7月オープン。A・コープ店と併設しており、直売所の売り場面積は約150坪(1坪約3.3平方メートル)。出荷会員は500人を超え、一年を通じて農産物や畜産品、加工品が数多く並ぶ。