信州の野菜の味、本物の味を旨酒と共に楽しむ「銀座真田」

銀座真田

県境には標高3000m級の高山が連なり、県内にも数多の山岳があることから「日本の屋根」とも呼ばれている長野県。自然が豊富で平均寿命も長く、世界一の長寿国日本の都道府県の中で一番の長寿を誇ります。そんな長寿の源はやはり「食文化」。
今回は、昨年10月、東京都内にオープンした長野県の「食文化」「食材」を味わえる、信州ブランドにこだわったお店をご紹介します。

空間づくりから会話まで
「信州ならでは」が彩りを添える

そのお店は、東京の中でも国内外の情報とブランドが集積する街として、世界中にその名を轟かせている銀座に位置しています。お店の名前は「銀座真田」。昨年10月下旬に開設された長野県のアンテナショップ「銀座NAGANO」と同じビルにあるお店で、信州蕎麦のほか、長野県の伝統野菜や隠れた食材などを使用した信州料理や、近年世界的に注目されている県産ワインや日本酒などを提供しています。
また、"林の中の一軒家"をコンセプトとしている店内の空間も魅力の1つ。料理が盛り込まれる器や店内に飾られている絵画も長野県を中心に活動される作家等の作品なんです。

銀座真田

 

銀座真田の従業員は20名弱。意外にもそのほとんどが県外出身なんです。日々、長野県の食文化・習慣・地域情報等について勉強しているスタッフの皆さんですが、長野県出身のお客さんから長野県民の日常的な食生活や、ローカルな食文化・地域情報などを教えてもらう機会も多いそうで、スタッフの方からは「お客さんに教えてもらい育てられています」「長野県民は地元愛が本当に凄いと思う。うらやましいです」といった声を聞きました。

銀座真田

 

銀座真田

銀座真田

「余分なことはしない」
シンプルで奥深い銀座真田の粋

しっかりと食事を楽しむ方もいれば、信州ワインや地酒を飲みながら仲間同士で語り合う方、カウンターで気軽に一献傾ける方など、銀座真田は様々なシーンで利用されています。

銀座真田

 

20150428sanada08.jpg【編集委員のおすすめ!】
特におススメしたいのが、「締めのお蕎麦」です。良質な水と昼夜の寒暖差が大きい特徴を持つ長野県は、蕎麦の生育に適した環境下にあるので、毎年良質な蕎麦がとれるんです。厳選したそば粉を毎朝手打ちしており、「クルミだれせいろ」や「信州産地鶏と玉子とじそば」など、様々な食べ方を提案しているのも魅力です。飲み会の後にのどごしが爽やかでつるっとしたお蕎麦を食べるのはまさに"粋"。ぜひ一度お試しください。

20150428sanada09.jpg【磯野料理長のおすすめ】
料理長の磯野正人さんからお話を伺ってきました。以前は和食料理のお店で勤務していた磯野さんも県外出身。当初は、同じ長野県なのに北端と南端では食文化がまるで違うことに戸惑ったそうですが、長野県の野菜は種類が豊富で、野菜そのものの味が強いと長野県産食材の特徴をあげ、「本物の野菜の味・素材の味を知ってもらいたいので、ここでは料理に余分なことはしない。それを心掛けています」と話してくれました。
最後に磯野料理長のおすすめメニューをご紹介します。長野県の「食」の魅力、ぜひご堪能ください。

銀座真田

宮田村の豆腐を使った「すくい豆腐」

銀座真田

信州名物ジビエ料理「鹿肉の粗塩焼き」

銀座真田

信州野菜をふんだんに使用した「信州野菜の盛り合わせ」

銀座 真田

  • 東京都中央区銀座5-6-5 NOCOビル3F
  • TEL 03-5537-7355
  • 営業時間 ランチ11:00〜17:00
  •      ディナー17:00〜翌4:30(翌3:30 L.O.)
  • ※日曜日 23:00閉店(2:00 L.O.)
  • ※月曜祝日の場合 23:00閉店(日曜日 翌4:30閉店)
  • 定休日 なし
この記事を書いた人

あぐり君

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