連載　ハウスいちご園の農事録　第１０回

連載※長野県伊那市のはびろ農業公園みはらしいちご園で、いちごの世話をする有賀玲子さん（２６歳）が、月々の農事を綴ります。

前 回の苗の定植から１ヶ月近くたちました。

　写真左　植えつけが終わって
一息ついたところで記念撮影。

今年は植えつけからトレイの片付けまで３日でできました。

その間、雨降りだったので植えつけ作業そのものは暑くなく、こちらにとってはありがたかったのですが、苗をハウスに運び込む人たちが大変そうでした。

でもまずまず、今年の苗は比較的ロスが少なくて植えやすかったように思います。

苗を植えつけたら、トレイに挿し芽をする際に苗をとめたままにしてあるＹ字のピンをすぐに抜き、葉っぱを２〜３枚にして、植えつけの向きが間違っていないかどうかを確認し直したりするのです。

そのときに、とても根がつきそうにない駄目な苗も、植え替えます。

写真右　苗の周りの小さい草も
きちんと取り除きます。

それから３〜４週間で植えつけてから出てきた葉っぱが２〜３枚になるので、植えつけ当初の古い葉っぱはかいて（取り除く作業）しまいます。

現在はその２回目の葉かきや、今出てきている花芽は早すぎるので、それを取り除いたりしています。

苗の周りにも小さい草(特にカタバミが多い)が生えてきているので、取るのが大変。

わたしが仕事をしている「みはらしファーム」では、秋の盛りの今の時期、りんご狩りとぶどう狩りが楽しめます。

秋の行楽シ−ズン！！　休みの日には多くのお客様でにぎわいをみせていますよ。