太田さんの農事録
[太田さんの農事録]

脱サラで花栽培!太田さんの農事録 第25回

 

新年 少し空けましておめでとうございます。
本年も北信州の情報、花、食べ物、プライベートな出来事などを載せていきたいと思いますのでよろしくお願い致します。m(__)m

太田さんの農事録

初詣は善光寺
 

て、皆さんはどんな新年を迎えましたか?
私は毎年変わらずの新年を迎える事ができましたが、特に今年はゆっくり過ごすことができたと思います。
初詣に行った善光寺では、おみくじを引いて「中吉」が出ました。
今年も良い年にしたいですね♪

んびり正月でしたが、唯一大変だった事は毎日毎日の雪片付けでした。
先月も載せましたが、本当に今シーズンは雪が多いです。
雪には慣れっこですが、流石に毎日毎日となると、もううんざりです。
ついに我が家のガレージの屋根と積雪が繋がってしまいました。
雪が自然落下式の屋根なので、繋がりを切らないと雪が落ちなくなってしまいます。
そこで切断作業を行いますが、気を付けないと切断した時に屋根に積もった雪が落ちてきて埋もれてしまう危険があります。
毎年雪国で起きてしまう雪での事故・・・。あわや!? と言う時もありましたが何とか切断できました。

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積雪が繋がった屋根
 

ズランの出荷がもうじき始まります。
昨年末に冷蔵庫から出して栽培用カゴに植え並べたスズランの芽が、徐々に大きくなり、1月下旬から初出荷になります。
今年は低温が続き、温室ハウスの温度管理が難しく、発育が少し遅くなってしまいました。
でも、これからほぼ毎日続けて出荷できそうです。
とりあえず、近年定着してきた「フラワーバレンタイン」に向けて頑張らなくちゃ!
男性の皆さん、2月14日はチョコをもらう事を待つのではなく、女性に花を贈りましょう!
女性の皆さん、男性にチョコを渡すのではなく、男性から花をもらうようにしましょう♪
その時の花は、見た目も香りも良く、花言葉が「純愛」「幸福の再来」のスズランを是非よろしくお願いします。

スズランの芽

葉が大きくなってきたスズラン

太田さんの農事録.jpg

花が咲いて集荷前のスズラン
 

年恒例になっている「道祖神祭」が今年も行われました。
今年は地区の組長という役になったので、道祖神作りから火守り、飾りつけ、祭りの火付けなど、作業することが沢山ありました。

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道祖神
 

この地区の道祖神では他の地区ではやっていない「火守り」があります。
道祖神を作った夜、道祖神の中で10人くらいで炉を囲み、酒を酌み交わしながら道祖神を一晩守る行事です。
それぞれ持ち寄ったいろんな肴を炉で焼きながら、酒を飲み、地区の人や行事の話などで盛り上がるので毎年楽しみにしています。

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炉を囲んで火守り
 

そして翌日は子供や一般の人に解放し、餅を焼いたりします。
祭り本番の夜には、火付け役の大人と火消し役の子供との攻防戦が行われます。
子供達は本気で大人達に向って来るので大人も気を付けないといけません。
最後は道祖神に火を点けて豪快に燃やし、無病息災を願いました。

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子供達と攻防戦
 

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勢いよく燃える道祖神
 

日、猪の肉を頂きました。
子供の猪の足の部位で骨付きでした。
子供の頃は猪、熊、鹿などはめったに見ることもなく、食べたこともありませんでした。
それが近年では珍しくもなくなりました。
最近ではジビエ料理を出す店もあります。
いろんなバランスが崩れてきているのでしょうか?
と、考えながらも美味しくいただきました♪
今年も猪突猛進で突き進みます!!

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猪肉

この記事を書いた人

太田和明さん

北信州の飯山市で花き農家を営む太田和明さんは、2006年に39歳で脱サラし、故郷で就農しました。父・雄三さんと共に何種類もの花を栽培するかたわら、地域活動やJAの青年部活動にも積極的に関わり、農業と地域を盛り上げています。美しい花を咲かせるための奮闘と、日々の暮らしを綴った農事録をお楽しみください。

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