ユーマさんの農事録
[ユーマさんの農事録]

ミライを拓く。平成生まれ・ユーマの農事録 第15回

 

ユーマの農事録

 

皆さんこんにちは!ユーマです。
6月に入り、一時期とても暑かったですが、最近はまた過ごしやすい日々が続いています。カレンダーを見ますと真夏がこんなにも近いのに、朝夕はとても涼しいですね、皆さんも風邪など引かれないよう気を付けてください。

 

リンドウの株を植えました

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先月から始まったリンドウの定植も無事終わりました。今年は定植時のタイミングで雨が少なかったため、時間との勝負でしたが、スタッフ達と協力して何とか無事に植えきることができました。この品種は僕の家のオリジナル品種で、お盆の需要期に合わせて開花します。この系統の品種はとても旺盛に成長して、2年目以降は株の選定が必要なほどです。収穫は来年となりますが、今年もしっかり管理していきます。また、お盆出荷用の品種のほかにも、品種改良用に白やピンクなど、特徴的な株をいくつか植えました。来年以降咲く花を見て、これから交配していきたいと思います。

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今年のホップはどんな香り?

ホップの株もかなり大きくなってきました。ホップの特徴である松ぼっくりのような毬花(きゅうか)とよばれる部分は、がくの部分にあたり、本当のホップの花はこの時期に見られます。ホップの香りは地域性による違いも大きく、たとえ同じ品種であっても、栽培された地域によって香りのニュアンスが微妙に違ってきます。今年収穫できる長野県産のホップはどのような香りになるのか、今からとても楽しみです!

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6月13日のホップの様子

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ホップの花(イメージ)

 

蛙の声に耳をかたむけて

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田植えも終わり、近所の畦道からは蛙の鳴き声が聴こえるようになってきました。毎年同じ、当たり前の風景に思えるかもしれません。しかし、実はこの風景を作っているのも、毎年田んぼを作っている人間がいるからこそなのではないでしょうか。こうした何気ない田舎の風景を守っていくためにも、もっと頑張らないといけないな、改めてそう思います。

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この記事を書いた人

齋藤由馬さん

長野県上田市、鹿教湯温泉のほど近くでリンドウをメインとした花栽培と稲作に取り組む農家のせがれ齋藤由馬さん。
JA信州うえだ青年部の活動に励む一方で、冬は酒蔵で日本酒造り、夏はホップ栽培にも挑戦するチャレンジャーです。

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