斎藤さんの農事録
[斎藤さんの農事録]

おいしいビールと農産物のある暮らし 第8回

ユーマの農事録

工場から見えた環水平アーク

皆さんこんにちは!ユーマです。8月に入り、毎日暑い日が続いています、汗が噴き出す炎天下ばかりですが大好きな真夏を実感しております。真夏の盛り、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

 

ホップ栽培の本場・チェコの生産者と交流

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チェコ産ホップ

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香りを確認しています

チェコ共和国大使館にて、現地のホップ生産者団体の代表の方を紹介して下さるということで、山梨県北杜市のホップ農家の小林君と一緒に行ってきました。チェコは世界的なホップの輸出国として著名で、日本で使用されるホップの1/4がチェコ産だそうです。とても大規模に栽培をしている国ですが、それに裏打ちされる栽培・加工技術や育種など、日本でもまだまだ研究が必要な、あらゆる技術についてお話を伺うことができ、非常に有意義な時間でした。

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右から、僕、ホップ生産者のロサさん、小林君、キリンビールさん

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大勢の醸造関係者方

 

ビールの話をたっぷりと

地元LCVFMの番組「魁‼︎ジャンクスリープ」の収録に行ってきました。番組の概要は伺っていて、10分くらい収録時間かなと思っていたのですが、まさかの60分収録! めちゃくちゃ長丁場で緊張しました。笑 軽快なテンポで話を進めて下さるラジオパーソナリティの方々のお陰で、普段長すぎてお話しできないビールやホップの歴史なども踏まえ、後半はとても楽しく話ができました。

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地域の農産物に合うビールを提案

6月下旬には、飯田市で友人が昨年から始めたゲストハウスの1周年イベントに出店の依頼を頂き、行ってきました。県内外からのお客様だけでなく、地元の方々も多く見えていて(大体半分半分くらいに感じました)、しっかりと地域に根差した商売をしていることと、地域のコミュニティづくりにも貢献していることがとても印象的でした。地域のブランドをつくる上でも大変参考になった一日でした。

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7月の中旬に取引先の方からお誘いを頂き、諏訪地域の農家さんが生産した野菜とビールを楽しむイベントに参加してきました。初回である今回は原村のニンニク農家の池渕さんとご一緒し、乾燥する前の生ニンニクを使った料理と、僕が製造しているビールとの相性をご提案させて頂きました。
20190710beer09.jpg生ニンニクは熱を加えるととてもホクホクするのと、水分が多いためか香りもマイルドで、どことなく果実味も感じ、とても美味しかったです。小麦モルトを使用したフルーティなビールとの相性が、淡いニンニクの香りと調和しておすすめできるな、と思いました。池渕さん曰く、栽培面積を広げている最中で、現在は30aの面積で生産しているそうです。長野県内のニンニク農家さんとは初めてお会いしましたが、食に対する知識が深く、とても楽しい時間を過ごさせて頂きました。

この記事を書いた人

齋藤由馬さん

国内外のクラフトビールを研究後、「誰もが楽しめるビールを造ろう」と八ヶ岳の麓でビール造りに励む齋藤由馬さん。
従来の農家の枠から飛び出し、ホップ栽培から醸造、販売までを手がけるブリューワーに転身。信州茅野からおいしいライフスタイルを提案します。

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