斎藤さんの農事録
[斎藤さんの農事録]

おいしいビールと農産物のある暮らし 第20回

ユーマの農事録

新年最初の八ヶ岳

皆さんこんにちは!ユーマです。
2021年に入り、早くも10日以上が経ってしまいましたが、新年あけましておめでとうございます!
年明け早々、緊急事態宣言が出たり強烈な寒波が来たりと、社会的、環境的な変化が著しい今日この頃、世の中の変化をひしひしと感じております。皆様はいかがお過ごしでしょうか。

 

ビールとお肉のペアリングでトーク

ユーマの農事録

インスタライブ配信中。シカの被り物が坂本さん、女性が福本さん

12月9日は、茅野市でハムやソーセージを作っている坂本さんと料理研究家の福本さんの3人で、ビールとお肉のペアリングをトークテーマにしたSNSのライブ動画(インスタライブ)の配信を行いました。
3密を避けてお客様と繋がることができる手段の模索ということで、今回初の試みでしたが、動画配信中でも視聴者と相互にやりとりができ、とても反響が良かったです。ファンになって頂くことも視野に入れて、お客様にブランドや商品の価値をお伝えする必要がある場合、対面でお伝えすることが一番良い伝え方かもしれませんが、このような時勢の中では、SNSはかなり有効に活用できると改めて実感しています。

 

「暮らし」の価値をアップデート

ユーマの農事録

 

1月7日は諏訪市のケーブルテレビ局LCVさんのスタジオで、ラジオの収録を行いました。近況報告や新年の抱負をテーマにお話をさせて頂きました。
以前の農事録でも書いたかもしれませんが、長い歴史の中では我々の生活環境が大きく変わる出来事というものが多々あります。今回の新型コロナウイルスの影響もそのうちの一つで、たった14カ月ほど前はマスクを付けずに外を出歩く人の方が多かったですが、今は全く逆の状況になっています。しかしながら、このような大変な生活環境に置かれていても、人の「暮らし」そのものがあることには変わりはありません。

ユーマの農事録

 

2021年は美味しいビールを造ることから半歩先の、美味しいビールのある「暮らし」をここ八ヶ岳で提案するために考えながら動いていきたいと思います。どのような時代でも選ばれるブランドを目指して、これからも引き続き精進して参ります。

 

約5年、ありがとうございました!

そして、今回の第20回をもって農事録を卒業することになりました。
思えば2016年の4月に初回の投稿をしたときは、まだまだ人間としても経営者としても未熟な農業者でありました。それから57カ月、約5年を経て、以前よりも人間として、経営者として成長させて頂くことができましたのは、ひとえに読者の皆様含め周りの方々のお陰でございます。本当にありがとうございます。
農事録の執筆は卒業いたしますが、これからも農業生産の分野からだけでなく、加工、サービスの分野からも信州の一次産業の末永い発展に微力ながら貢献していきたいと存じます。

ユーマの農事録

これからもビールのある「暮らし」の提案を通じて、信州の豊かな食を提案して参ります

約5年間、ありがとうございました。引き続きよろしくお願い申し上げます。

この記事を書いた人

齋藤由馬さん

国内外のクラフトビールを研究後、「誰もが楽しめるビールを造ろう」と八ヶ岳の麓でビール造りに励む齋藤由馬さん。
従来の農家の枠から飛び出し、ホップ栽培から醸造、販売までを手がけるブリューワーに転身。信州茅野からおいしいライフスタイルを提案します。

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