斎藤さんの農事録
[斎藤さんの農事録]

おいしいビールと農産物のある暮らし 第19回

ユーマの農事録

冠雪した八ヶ岳

皆さんこんにちは!ユーマです。
12月に入り、朝の寒さがこたえる時期になってきました。八ヶ岳の冠雪部分も広くなってきており、下界にもそろそろまとまった雪が降り始めるかもしれません。スタッドレスタイヤの交換は済んでおりますでしょうか。本格的な冬支度の真っただ中、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

 

「蕎麦と地酒のある食卓」をもっと楽しく

ユーマの農事録

 

11月16日は諏訪地域のお蕎麦屋さんの有志の方々の会「信州蕎麦切りの会」の定例会にお声がけいただき、お酒と蕎麦とのペアリングに関するお話をさせていただきました。一大ブランドである信州の蕎麦。日本酒やワイン、ビールなど地のもののお酒と合わせることでの相乗効果を目指すと共に、お客様に「蕎麦のある食卓」をエンターテイメントとして楽しんでいただく可能性について、活発な意見の交換を行うことができました。

 

「ローカルガストロノミー」でまちづくり

ユーマの農事録

2020年11月28日付「長野日報」より

11月27日は諏訪地域の事業者のトークイベント「茅野の元気が集まる会」にお声がけいただきました。『ローカルガストロノミー(地域の特徴をその地域の料理に表現すること)』をテーマに、清酒メーカーの先輩方や和食の料理人の先輩とパネルディスカッションを行いました。今回のイベントはオンラインでも配信を行いましたが、オフライン・オンライン関係なく食に関する活発な意見の交換をすることができました。
今月はお酒を通じて食にまつわるお話をさせていただく機会が非常に多かったのですが、これは食を通じて地域の良さを見つめなおそうとする機運が高まっている、ということなのかもしれません。ある地域の良さを説明するにあたり、その地域の食の話から入るということは実は多いのかもしれません。地域の食を担う、生産者の方々に感謝をしながら、より価値を高めていこうと改めて考えた11月でした。

ユーマの農事録

徐々に下りてくる八ヶ岳の冠雪

我々の生活様式に関わる様々な変化があった2020年も、残すところ僅かになってまいりました。皆様におかれましてもご多忙の中ではありますが、風邪などひかれぬよう体調を万全にして、翌2021年も引き続き駆け抜けて参りましょう。今年一年間大変お世話になりました。引き続きよろしくお願いいたします。

この記事を書いた人

齋藤由馬さん

国内外のクラフトビールを研究後、「誰もが楽しめるビールを造ろう」と八ヶ岳の麓でビール造りに励む齋藤由馬さん。
従来の農家の枠から飛び出し、ホップ栽培から醸造、販売までを手がけるブリューワーに転身。信州茅野からおいしいライフスタイルを提案します。

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