いま食べたい!信州のこだわりカレーpart2 レトルト編

信州のカレー

先週に引き続き、県産素材にこだわったカレーをご紹介します。毎週食べてもおいしいのがカレーのいいところですね。
今回は、保存ができて、商品によってはお取り寄せもできる、レトルトカレーをご紹介します。レトルトと侮ることなかれ。今回も編集部員が厳選したこだわりカレーが勢ぞろいです。

布団を質に入れても食え!
「鹿肉カレー」肉のスズキヤ(飯田市)

信州のカレー

身体を温める作用があるなど、女性にうれしい食材として人気が高まっている鹿肉。創業60年を迎える南信州遠山郷の精肉店「肉のスズキヤ」が販売する天然鹿肉のカレーを紹介します! 遠山では、「鹿肉は体を温める。布団を質に入れても食え」と言われるほど大切にされてきた食材です。鹿肉カレーを食べれば、「ごちそうさま~」の頃には、足元からぽっかぽかになっています。
20170111curry03.JPG「鹿肉は硬くて臭いのでは?」という心配は無用。臭みはまったくなく、噛めばホロリとくずれます。ブナシメジや野菜もたっぷり入っていてヘルシー。辛すぎず、甘すぎず、ちょっぴりショウガがきいていて、幅広い年齢の方に楽しんでいただけます。(み)

商品情報:肉のスズキヤ
オンラインショップで注文すると、遠山郷のパンフレットもいろいろ同封してくれます。年末に注文した際には酉の手ぬぐいも!(その時によって変わる可能性があります)

野辺山高原牛乳&南牧村産牛肉使用
「ヤツレンビーフカレー」株式会社ヤツレン(南牧村)

信州のカレー

濃厚な八ヶ岳野辺山高原3.6牛乳&南牧村産牛肉をたっぷり使用した、通称「シュッポッポカレー」。ユニークな名前は、株式会社ヤツレンの主力商品である「八ヶ岳野辺山高原3.6牛乳」の愛称「シュッポッポ牛乳」から。
20170111curry05.jpg大きめな牛肉がごろっとボリューミー! しかも柔らかっ!! スパイスがききつつも、もっちりマイルド感は牛乳のおかげでしょうか? カレー好きにはたまらない"あとひくカレー"です。ヤツレン工場隣の農産物直売センターか、ヤツレンWebサイトよりご購入いただけます。(まちゃ)

商品情報:株式会社ヤツレン

エノキタケの旨みを生かしたヘルシーカレー
「えのき氷カレー」有限会社芋川糀店(中野市)

信州のカレー

信州のカレー

名前のとおり、長野県産「えのき氷」を使用したカレー。化学調味料は使っていません。
主に県産のエノキタケ、ブナシメジ、エリンギが入っていて、定番のじゃが芋や人参も入っています。カレーは、辛口。辛味の後に、えのき氷の甘みが味わえます。145キロカロリーと低カロリーなのもうれしい。JA中野市公認。
えのき氷は、エノキタケをミキサーでペースト状にして煮出して凍らせたもの。長期間保存ができ、煮物・炒め物・みそ汁・カレーなどに使えます。「だし」としても使え、どんな料理の中にでも簡単に入れられるので、気軽に毎日の食事に取り入れてみてくださいね。(マロン)
※えのき氷については、2012年6月27日掲載記事「えのき氷の最新情報&きのこマイスターレシピ」をご覧ください。

商品情報:有限会社芋川糀店

信州のブランド和牛を贅沢に味わえる
「信州プレミアム牛肉 ビーフカレー」長野県農協直販株式会社(長野市)

信州のカレー

「信州プレミアム牛肉 ビーフカレー」は、長野県独自の「おいしさの新基準」の認定制度をクリアしたブランド和牛「信州プレミアム牛肉」を使った贅沢なビーフカレーです。
ルーは濃厚でデミグラス感のある味わい。牛肉から溶け出した旨みが口のなかいっぱいに広がり、最後に香辛料の程よい辛味がくるまろやかなカレーです。一口サイズの牛肉は、オレイン酸が豊富な「信州プレミアム牛肉」ならではの口どけで、赤身と脂身のミルフィーユがお互いの旨味を広げながらほどけていきます。
20170111curry09.jpg信州のブランド和牛「信州プレミアム牛肉」を贅沢に味わえる、信州のご当地カレー「信州プレミアム牛肉 ビーフカレー」。思わずほほえんでしまう美味しさです。(ヤマグチ)


商品情報:農協直販「信州プレミアム牛肉使用ビーフカレー・シチューセット カレー3袋シチュー2袋 各200g」
※ビーフシチューとセットでお取り扱いしております。

信州のお米ですくすく育ちました
「信州米豚カレー」マルイチ産商(長野市)

信州のカレー

信州のカレー

信州米豚カレーに使用されている豚肉は、飼料用米を配合した飼料を食べて長野県内で育てられたマルイチ産商のブランド豚「信州米豚(こめぶた)」を使ったレトルトカレーです。大きめな米豚がさらさらカレーとよくあい、ジューシーな甘みとスパイスの香り豊かなこだわりの味です。(さくら)

商品情報:マルイチ産商(オリジナル商品)

ドクターの夢が叶ったカレー
「信大きのこカレー」と「信大きのこハヤシ」信州大学工学部(長野市)

信州のカレー

「信大きのこカレー」

このカレーは信州大学が長野市と一緒に進めているプロジェクトで誕生しました。信州大学といっても農学部ではなくなんと工学部! その張本人である同大工学部の松澤恒友教授に伺ったところ「ある時、地元テレビ局に将来の夢を問われ、『信州大学工学部ブランドのカレーを作ってみたい』と答えたことがきっかけで、あれよあれよという間に実現してしまった」と言います。松澤教授は長野県農村工業研究所できのこの機能性を研究していた経歴があるので、きのこには強いこだわりがあったのです。食材には、よく使われる水煮ではなく、生のきのこをふんだんに(100gも)使っているので、そのシャキシャキ感が自慢だとのこと。(つかはら)20170111curry12.jpg

販売店舗情報:信大生協東急ハンズ長野店銀座NAGANOなど

きのこマイスターと地産地消の仕事人のコラボ!
「信州ポークときのこのスパイシートマトカレー」
株式会社原生林(長野市)× 日本料理 悠善(長野市)

信州のカレー

キノコ生産者である株式会社原生林(社長の窪田晴久さんはキノコマイスター)と「日本料理 悠善」の料理長・丸山大輔さん(農林水産省選定「地産地消の仕事人」)がコラボレーションして生まれたカレー。スパイスがしっかり効いたトマトベースのカレーに、濃厚な旨味、甘味を感じます。なんと隠し味には信州味噌。ごろっと入ったブナシメジとエリンギは、香りも味も歯ごたえも良く、信州ポークのとろける食感と絶妙なコンビです。平成27年度地産地消メニューコンテスト 外食部門で農林水産大臣賞を受賞した、気品漂うレトルトカレーです。(み)
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商品情報:株式会社原生林日本料理 悠善

寒さ厳しい折、スパイスがたっぷり入ったカレーを食べて、身体を温め、元気に過ごしたいですね。
みなさまの地元のご当地カレーもぜひご紹介ください!

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