高校生の創作した次世代きのこ料理

飯田市の下伊那農業高校で開かれた恒例の秋の学園祭「稲丘祭」で、「次世代の郷土料理〜高校生が考えるきのこ料理〜」という料理コンテストが行われました。同校のアグリサービス科1〜3年生(うち2、3年生は同科食農科学コース)の94人が2人ひと組で1品をつくり、計47点が出品されて、来場者の目を楽しませるというもの。次世代の郷土料理コンテストは飯田下伊那地域農業青年クラブやJAみなみ信州青年部などでつくる「かたつむりの会」が主催し、同校が共催。若い世代に自分たちの生活する大地が育む農業と食の大切さを正しく認識してもらい、積極的に地域農業の応援団になってもらおうと企画されました。

下伊那農業高校アグリサービス科は「地域文化」の授業で調理の基礎や地元の食文化を学んでいます。生徒を指導する今村みはる教諭は「地域の産業としての農業、さらに特産のきのこの位置付けを学習し、料理に生かすことができました。生徒には地元に目を向け関心を持ってもらいたい」と話していました。JAみなみ信州や、JAきのこ部会、下伊那農業改良普及センター、飯伊調理師会、飯田市、下伊那地方事務所、飯伊農村女性ネットワークなどが後援し、各団体からそれぞれ賞が贈られました。

これが上位3品の創作きのこ料理だ

麻婆きのこ カツきのこ えのきとしめじの生春巻き
最優秀賞
下伊那地方事務所長賞
麻婆きのこ
折山さん、北原さん
優秀賞
JAみなみ信州組合長賞
カツきのこ
蒲美さん、竹内さん)
優秀賞
下伊那農業改良普及センター所長賞
えのきとしめじの
生春巻き

伊藤さん、井原さん

その他のコンテストの入賞者は次の通りです。

優良賞・飯伊農村女性ネットワーク会長賞=きのこのクリームスープ(北沢さん、矢澤さん)▽同・JAみなみ信州きのこ部会長賞=あつあつきのこパイ(熊谷さん、花井さん)▽アイデア賞・かたつむりの会長賞=かぼちゃと玉ねぎときのこのマリネ(大浦さん、北林さん)

indexarrow1.gif 下伊那農業高校の公式ホームページ「きのこ料理のページ」

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