JA長野中央会は14、15の両日、長野市のJA長野県総合研修所で2018年度新任役員研修会を開いた。JA役員としての心構えや協同組合の理念やコンプライアンス（法令順守）などの基礎を学ぶ。今年役員改選のあった5JAから、女性役員12人と含む60人の新任理事と監事が出席した。
協同組合経営戦略フォーラムの坂野百合勝代表が「JA役員の心構え」を講演。役員力の発揮には指導力や計画、実行、結果責任が求められる。「先見性を持って職員をやる気にさせるとともに、リーダシップを発揮して」と話した。また、協同組合誕生の背景や農協の生い立ちと役割などを説明し「協同組合の理念やあゆみを理解し、自信と誇りを持って職務に望んでほしい」と激励した。
この他、農業協同組合の理念や農業・農政を巡る情勢、JAの財務諸表の見方、協同の仲間づくり運動について学び、理事、監事別に役割や責任について研修した。