畦畔グリーン苗張り付け、草刈りなど作業省力

JA大北
「畦畔グリーン苗張り付け、草刈りなど作業省力」の画像
あぜに「畦畔グリーン」の芝を張り付ける参加者

JA大北と種苗会社の雪印種苗、小谷村などは、今年9月に開かれる全国棚田(千枚田)サミットin小谷村に合わせ、同村内の圃場(ほじょう)で芝の一種「畦畔(けいはん)グリーン」の苗の張付け作業を行った。棚田サミットでは、畦畔管理作業軽減の実演として発表する。
畦畔グリーンは雪印種苗が開発した緑化作物で、ベントグラスの一種。急勾配で面積が大きい畦畔の草刈り作業などの管理を省力化できるとして、長野や新潟、群馬各県などで普及している。JA管内でも数地区で導入が進んでいる。
JA職員や同種苗会社、同村、圃場の地権者ら約50人が参加。水田のあぜ約400平方メートルに苗箱(水稲用)2500枚分の芝を張り付けた。苗は四方と真ん中の5カ所を木製のくいで打ち付けた。
畦畔グリーンの造成は、播種(はしゅ)が基本で張り芝による造成は行わない。今回はサミットに間に合わせるため、張り芝での造成をした。芝が活着した後は特別な管理は必要なく、状況に応じて肥料をまいたり、雑草が生えてきたときに除草剤を使ったりする程度。
JAの農家対策支援室では「初期管理は大変だが、畦畔管理作業を確実に省力化できる。棚田サミットでの実演などを通して、畦畔グリーンの良さを伝えていきたい」と期待する。今後は、地区で初めて畦畔グリーンを導入する圃場の管理など、育成の支援をしていく。次回は8月中旬~下旬に畦畔グリーンの直播(ちょくは)作業を予定している。