環境変化見通し、自己改革進めよう

JA長野中央会は17日、長野市のJA長野県総合研修所で2018年度中核人材養成研修の開講式を開いた。県内JAや連合会、関連会社などから推薦のあった職員12人が出席した。全10回延べ20日間の研修で、自組織の経営理念に基づき、将来のありたい姿を描きそれを実現するための具体的方策を立案・実践できる人材を育てる。今回は12期目。過去142人が受講している。
中央会の武重正史参事が「中核職員の皆さんへの期待」と題し講義した。JA組織を取り巻く環境変化に触れ「組織は今大きな変革期にある。環境変化を見通し、自ら決めた自己改革を進める必要がある。外部から指摘され何かやらされるということではなく、JA組織をより良くするためのチャンスとポジティブに捉え、この研修を通じてJA組織の在り方を考える力を養ってほしい」と激励した。
研修では、外部講師を招いて事業戦略やマーケティング戦略、組織マネジメントなどを学ぶ他、事例研究を行い来年2月に企画提案のプレゼンテーションを予定する。

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