短梢技術 習得めざす

JAグリーン長野
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受講生の個別の質問に答えるJA営農技術員(左)

JAグリーン長野と長野農業改良普及センターは9日、ブドウの基礎技術を伝授するグリーンセミナーを長野市の松代農業総合センターで開いた。近年生産拡大しているブドウ栽培に特化したセミナーで、今年で6年目。管内の定年帰農者やI・Uターンで栽培を始める新規就農者らを対象に、今年は29人が受講。一年を通して生育経過を追いながら年8回開き、短梢(たんしょう)栽培技術の習得を目指す。担い手の育成やブドウ産地基盤の強化、拡大につなげたい考えだ。
開講式では、同普及センターの森山隆弘センター長が「高品質・安定生産が勝ち残る産地となる。稼げる果樹生産を目指してほしい」とあいさつした。
園地では、同普及センターの職員が新梢管理をテーマに芽かきと誘引、緑枝接ぎ、若木の管理法を説明した。Uターンで今年初めて参加した女性は「苗木を植えたばかりで、成木の状態を見るのも初めて。周りの人とも交流し、良いブドウが作れるようになりたい」と話した。リピーターの女性は「天候も生育も毎年違うので戸惑うことばかり。説明をしっかり聞いて、自信を持って作業ができるようになりたい」と意気込んだ。
JAでは、果樹品目の中でもブドウの生産量や販売高が伸びている。2017年度は、気象の影響で7億3000万円余り(前年比99.2%)にとどまったが、18年度は7億5200万円を目標に、担い手と共に振興品種の拡大で目標必達と選ばれる産地を目指す。