関東甲信越地区農協青年組織協議会は23日、長野市のJA長野県ビルで通常総会を開いた。2018年度の委員長にJA長野県青年部協議会の柿嶌洋一会長を選出した。
18年度は自己改革の最終年度としてJAの在り方について検討していくことや、引き続き農政運動や食農教育の広報活動に力を入れる方針を確認した。
各都県の代表者ら26人が出席し、17年度事業報告と収支決算、18年度事業計画と収支予算など4議案を承認した。今年度は農業者が将来の展望を持てる施策の実現、食農教育の取り組み促進、農業の多面的機能などの理解に向けた学習活動を強化する。
副委員長には、JA新潟県青連の小林雅さん、JA栃木青年部連盟の古橋晃一さんを選んだ。
柿嶌委員長は「伝統ある関東甲信越地区農協青年組織協議会の委員長に選出され、責任の重さを実感している。関東甲信越地区の皆さんと協力し、責務を全うしたい」と決意を表明した。