土壌診断用いて、適切に施肥管理

JA信州諏訪
「土壌診断用いて、適切に施肥管理」の画像
土づくりの基本を学ぶ参加者

JA信州諏訪が協賛する「土づくり講演会」が2月下旬、富士見町で開かれた。東京農業大学名誉教授の後藤逸男さんが、土壌診断に基づく適正な施肥管理の必要性や土壌改善によって作物の病害発生を乗り越えた事例などを紹介し、健康な土づくりの大切さを訴えた。
後藤さんは「野菜・花・果樹の園芸品目の圃場(ほじょう)は、一生懸命土づくりをし過ぎて全国的に栄養過多になっている」と指摘。「土壌診断の結果に基づいて施肥管理をすれば、肥料代の削減にもつながる」と話した。
浜松市のセルリー産地で2000年ごろから多発した萎黄病を、緑肥のすき込みや土壌の太陽熱消毒、堆肥の大幅な削減などで克服した事例も紹介。参加者はメモを取りながら熱心に聞き入っていた。
講演会は富士見町の農業資材店「諏訪農資」が開き、今年で8回目。この日は町内外から約150人が参加した。