体験型イベント人気

JA佐久浅間
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阿部さん(右)の指導でみそ造りを楽しむ親子

佐久市伴野の道の駅「ヘルシーテラス佐久南」が開く加工体験室を活用した体験型イベントが好評を得ている。道の駅は農産物直売所やレストラン、体験農園などを備えた複合施設として、昨年7月にオープン。佐久市が整備し、JA佐久浅間と樫山工業の共同体が指定を受けて管理、運営する。そば打ちや米粉の菓子作り体験などを通じて、地域の食文化や農業の魅力を発信する新たな拠点として期待を集めている。
3月上旬には、大豆加工をテーマにした企画の第1弾として、みそ造り体験教室を開き、市内外から16人が参加した。創業160年余りの地元老舗みそ店「和泉屋商店」代表の阿部博隆さん(43)を講師に、国産原料を使ったみそ造りを学んだ。参加者は発酵食品の特性や魅力について説明を聞いた後、塩きり、大豆つぶし、みそ玉作り、仕込みまでの一連の作業を行った。仕込んだみそは同店の蔵で約1カ月間寝かせて参加者に引き渡し、各家庭で食べ頃になるまで約半年熟成させる。
阿部さんは「同じ材料で仕込んでも、熟成の期間や環境の違いで味が変わる。それぞれの家庭の味を楽しんでほしい」と呼び掛けた。市内から子ども2人と参加した小林恵美さんは「プロの技を学びたいと思い参加した。子どもと一緒に楽しく作業でき、参加してよかった」と話した。
同道の駅は、今後も利用者の要望を取り入れ、郷土食や地域食材を使った調理体験などを企画する予定。11日には大豆の加工企画の第2弾として、地元の豆腐店を講師に豆腐作り体験教室を開く。