加工用キャベツ播種、早生種で園芸加速

JA大北
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JA大北中部育苗センターで行った加工用キャベツの播種作業

JA大北は2月下旬の2日間、園芸振興の一環として栽培を推進している加工用キャベツの播種(はしゅ)作業を行った。今年は春作で10万本の苗を育て、池田町や松川村などの生産者へ供給し、約4ヘクタールで生産する計画。今年から肥大性などに優れた早生種に切り替えた。地域の気候に合い、加工・業務用に適した品種だ。
播種は、育苗設備の整っている大町市平のJA大北中部育苗センターで行った。1枚72穴のセルトレーに土を入れ、機械でくぼみをつけた後、2ミリほどの大きさのコーティング種子をまく。水稲育苗用のベンチシートにトレーを並べて、温度・水の管理ができる同センターのハウスで育てる。4月中旬には、各圃場(ほじょう)への定植が始まる見込みだ。
加工用キャベツは外食やカット野菜などの業務用として需要があり、契約栽培で価格が安定しているのが利点。JAは、園芸重要品目として農家に推進している。今年は春、秋の2作で約6ヘクタールの作付けを計画する。
JA営農部は「水稲を補完する園芸作物の推進として、価格の安定している業務用野菜に力を入れている」と強調。農家所得向上のため、機械による省力化や、基準を満たす大きさのキャベツを出荷するための栽培指導などを進めていく方針だ。