地域全体で防犯を、講演で注意喚起

JA塩尻市
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警察署員による防犯対策の講演

JA塩尻市果実常任委員会は2月上旬、本所で、2017年度果実生産販売実績検討会を開いた。管内の果実生産者約100人が参加し、17年度の販売実績などを確認。塩尻警察署が農産物の盗難防止対策で講演し、地域全体での防犯を呼び掛けた。
17年度の果実生産販売実績は、昨年度より5%増の4億3884万円となり、大玉傾向だったことから果実全体の数量は3%増の1209トンとなった。主力の生食用ブドウは、販売金額は5%増の1億8591万円で、出荷時期は多少遅れたものの、出荷量は6%増の214トンとなった。
講演で、塩尻警察署生活安全課の小林廣貴係長が、農産物の防犯対策を説明した。盗難被害は年々増加傾向で、今年度は15件ほどの相談があり、ブドウの「シャインマスカット」など高く売れる農産物を狙う盗難もあったという。
防犯には、個人の対策と、地域全体の協力が必要と指摘。個人の対策では、ライトや「警戒中」の看板、防犯カメラが効果的とした。地域全体の防犯活動としては、機関誌や回覧板での周知や合同パトロールなどで協力することが大切と説明。小林係長は「必ず成果は出るので対策してほしい」と呼び掛けた。
小澤平治常任委員長は「講演を聞くまではひとごとだと思っていた。対策を検討していきたい」と話した。