草田さん(みなみ信州)最優秀

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最優秀賞を受賞した草田さん

JA長野中央会は7日、中核人材養成研修の修了レポート報告会をJA長野県総合研修所で開いた。研修は、変化の激しい時代に対応できる協同組合の姿を構築し、事業戦略を立案・実行するとともに、組織をけん引していける職員の育成が目的。2007年から毎年開講し、11年間で県内JA・県連などに142人の修了生がいる。
今年度は、JAや連合会・関係団体11組織から13人が参加。昨年5月から10回にわたって受講してきた。まとめとなる報告会で、受講生は組織内外の環境分析を実施した上で、JAが取るべき(新たな)戦略または業務改善を提案した。今後、それぞれの提案に基づき行動につなげていく。
発表では「高齢化社会に向けた新しい取り組み」を提案した、JAみなみ信州の草田優美さんが最優秀賞に選ばれた。草田さんは、相続などで問題が起きやすい高齢者の将来を考え、JAとして積極的に支援していく必要性を訴えた。「高齢者とその支援者である家族との負担を少しでも軽減できるように、高齢化社会の中でJAの総合事業を活かして積極的に取り組みたい」と強調した。
報告会の上位受賞者は次の通り。かっこ内はJA名。
◇優秀賞=矢彦沢拓郎(信州諏訪)田中陵(松本ハイランド)

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