高品質安定生産を、種なしブドウ剪定講習

JAグリーン長野
「高品質安定生産を、種なしブドウ剪定講習」の画像
剪定実演に注目する生産者

JAグリーン長野ぶどう部会は1月下旬から2月上旬に管内10会場で、種なしブドウの剪定(せんてい)講習会を開いた。JAの果樹品目の中でも、生産量・販売高ともに伸びている品目。JAは、高品質なブドウの安定生産に向けて、技術指導に力を入れている。
長野市篠ノ井の東部青果物流通センター管内の生産者を対象に開いた講習会には、若手からベテランまで35人が参加。発芽率の向上や生育をそろえることを目的に、営農技術員が園地で実演した。特に、芽吹き時期に発芽がそろわないと作業遅れにつながることから、剪定時から発芽を意識して作業するよう指導。「シャインマスカット」は第1芽、「ナガノパープル」は第2芽で剪定をし、凍害に遭わないよう、切り口に薬剤処理を行うことを再確認した。
同部会では2017年度、6月の開花期間中の低温による初期肥大不足が影響し、1房が小さかったことから、ブドウ全体の出荷数量は前年比86%にとどまったが、販売高は前年とほぼ同水準(99.2%)の7億3200万円を確保した。JAは18年度、品質向上に向けて新たな施策の導入を検討しながら、引き続きブドウの生産振興に努める考えだ。