農業振興へ相互連携

JA佐久浅間
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包括連携協定を結んだJA佐久浅間の井出組合長(右)と小諸市の小泉市長

JA佐久浅間と小諸市は1月下旬、農業と農村の振興に関する包括連携協定を結んだ。同JAが管内の行政と連携協定を結ぶのは初めて。市内でJAの井出健組合長と小泉俊博市長が調印し、協定書を交わした。「消費者とつなぐ」「都市とつなぐ」「将来へつなぐ」をコンセプトに、相互に連携、協力、協働することで、市の農業が基幹産業として継続的に発展することを目指す。
協定の内容は、(1)愛される「小諸の農」のブランドを育てること(2)ファンの集う農山村をつくること(3)次の100年に向けた人・土など農業の基盤をつくること――の3項目。市は昨年、農業と地域の活性化を目指す「小諸アグリシフト・プロジェクト」をスタート。豊かな土壌づくりを進めるとともに、市の特産品である桃やブロッコリー、御牧ケ原台地の「白土馬鈴薯(はくどばれいしょ)」、米などのブランド化に取り組んできた。今回の協定はさらに取り組みを推し進めるものとし、JAは今後、販売網を生かして全国規模でプロモーションを展開する他、ふるさと納税返礼品用の農産物の提供など、多方面で連携を図る。
小泉市長は「土づくりによるブランド化を進め、安全・安心な小諸の農産物を全国に発信したい」と述べた。井出組合長は「消費宣伝や直売所運営などJAが培ったノウハウを生かして協力を深めたい」と意気込みを語った。