18年産は多収品種拡大

JA塩尻市
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18年度の取り組みなどを確認した米穀生産者大会

JA塩尻市米穀部会は13日、本所で「米穀生産者大会」を開いた。管内の米穀生産者約70人が参加。2017年度の生産実績と18年度の生産に向けた管理などが報告された。18年産では、多収性の新品種「とよめき」の栽培面積拡大や雑草稲対策などに力を入れる。
同品種は農研機構が育成した極多収で、業務・加工用に適した品種。10アール当たり収量は800キロを超える。JAでは加工米として単位面積当たりの収益増加を目指す。17年度から5カ所で1ヘクタールの試験栽培をしていて、中野長男部会長は「18年度は5ヘクタールくらいまで広げたい」と意欲を見せた。
18年度は、雑草稲対策、低コスト技術の密苗の継続的な試験にも取り組む。
17年度出荷実績は、管内3カ所のライスセンターで2万7270.5俵(1俵60キロ)、前年対比4.3%減だった。同年度は、育苗期の気温低下や降ひょうがあったものの、生育期での高温傾向により稲の成育は一気に進んだ。ただ、7月下旬から8月中旬までの日照不足で成熟期が遅くなり、青未熟粒増加の原因となった。
雑草稲(赤米)の現状報告では、対策が奏功して減少傾向となっている地区がある一方、混入している可能性が大きい地区もあることが指摘された。営農技術員は、早期発見と早期対策を呼び掛けた。