直売所 冬場の誘客へ

JAながの

JAながのの農産物直売所「アグリながぬま」と「旬彩工房Vivid」は、焼き芋を販売し、人気を集めている。冬にも直売所を訪れるきっかけづくりになり、店ににぎわいを生んでいる。
長野市穂保にある長沼農産物直売所「アグリながぬま」は13日から、毎週土・日曜日限定で石焼き芋の販売を始めた。直売所の軒下にまきを燃やす石焼き窯を設置。まきや焼き芋の香りに引かれて大勢の客が訪れ、開催日の問い合わせがあるほどの人気だ。今年で3年目で、冬の名物として定着している。
石焼き芋の販売は同直売所の田中浩介所長が「冬期間も多くの人に直売所を訪れてほしい」と発案した。品種は「べにはるか」で、Lサイズ1本250円。時間は午前9時~午後3時ごろまで。3月ごろまでの販売を予定している。
窯にくべる木は地元のリンゴ生産者が剪定(せんてい)した枝を無償で譲り受けて使う。リンゴの枝をまきにすると黒煙が立ちにくく、臭わないという。同直売所へ出荷する生産者もボランティアで販売に加わり、客と交流を深めている。
田中所長は「焼き芋販売が直売所へ足を運ぶ一つのきっかけになればいい。今後も気軽に立ち寄れる直売所を目指して取り組んでいきたい」と意気込む。
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来店者の目を引く「アグリながぬま」の石焼き芋の販売


JR長野駅の善光寺口を出て、東急百貨店そばの長野大通り沿いにある直売所「旬彩工房Vivid」は12月~翌年4月まで焼き芋を販売する。品種は「シルクスイート」で、1本100円。高齢者から子どもまで購入している。
焼き芋販売は、冬場に並ぶ商品が少なくなることから昨シーズンから始めた。店内の入り口近くに芋を焼く機械を設置。担当者は「入り口の扉が開くたびに甘い香りが外に漂い、それに引かれて多くの人が訪れる」と話す。
2016年4月にオープンした同直売所は農産物やJAオリジナル加工品、提携JAの農産物などを販売。管内の牛乳や県産リンゴを使ったソフトクリームも人気だ。駅前の好立地から、来店者は地元住民や観光客など幅広い。
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店内の入り口近くで芋を焼く「旬彩工房Vivid」