地域活性化へ貢献

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県知事賞を受ける福島代表取締役

JA長野中央会とNHK長野放送局は12日、第47回日本農業賞長野県代表表彰式を長野市のJA長野県ビルで開いた。全国審査へ推薦した個別経営の部の(有)ライスファーム野口(大町市)を表彰した。
ライスファーム野口は、県内初の特定農業法人として2006年設立。無人ヘリコプターによる薬剤、肥料散布など先進機器の導入で省力、低コスト化を図る一方、地域の高齢化や後継者不足で耕作できなくなった農地を集め作業受託で担うとともに、直売所や食堂を開設し売り上げの安定化や高付加価値化を図っていることなどが地域農業の維持、活性化に大きく貢献していると評価された。
設立時の栽培は水稲70ヘクタールの他、大豆、ソバ合わせて計89ヘクタールだったが、16年度は水稲123ヘクタール、大豆11ヘクタール、ソバ62ヘクタール、小麦6ヘクタール、計202ヘクタールに拡大した。
福島俊代表取締役は「受賞を励みに今後も強い農業、賢い農業、攻める農業を目指して努力したい」と力強くあいさつした。

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