遺族の心癒やす

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参加者の心を癒やしたコンサート

県内8JAは、大切な方を亡くしたご遺族に心を癒やしてもらおうと、クラシック音楽のコンサート「2017虹の花束コンサート」を松本市と長野市の2会場で開いた。
昨年7月から今年6月までの1年間にJAで葬儀をした遺族を招待。2会場合わせて1210人が訪れた。
遺族の心を癒やすコンサートを開くのは今年で7回目。みなみ信州、信州諏訪、木曽、松本ハイランド、あづみ、大北、グリーン長野、ながのの8JAが主催した。
県出身の4人の音楽家、ピアノの深沢雅美さん、フルートの宮岡由美子さん、チェロの武井英哉さん、尺八の渡辺淳さんが、「白鳥」などのクラシックや、「Beauty and the Beast(美女と野獣)」「川の流れのように」、メドレー「さとうきび畑~紅葉~冬景色~ふるさと」など、20曲を演奏した。昨年の出席者からの手紙「今は亡き大切な方への手紙」を演奏に乗せて朗読した。
来場者は「一つ一つの曲に励まされた」「心が安らいだ」などと話した。実行委員長のJA全農長野の子会社、長野エーコープサプライの内田正俊常務は「感動の涙で目を赤くした方や、笑顔でお帰りになるお客さまの姿を見て、目的が達成できたと感じた。今後もこのような活動を継続し、組合員や地域にJA組織として貢献したい」と話す。

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