安全・安心な生産へ、GAP方針を確認

JA長野県営農センターは12月上旬、長野市で2017年度GAP(農業生産工程管理)・安全安心担当者会議を開いた。県や県内JA、専門農協の関係者ら約60人が出席。県農産物の安全・安心な生産と供給に向け、18年度の取り組み方針を説明した。「長野県GAP生産者確認表(チェックシート)」を新たに作成したことなどを伝えた。
会議では、(1)農薬の適正使用に向けた取り組み(2)安全安心推進対策(3)農作業事故防止(4)農産物残留農薬自主検査(5)放射性物質検査対応――などを確認した。
安全安心推進対策では、農水省のガイドラインに完全準拠した、長野県適正農業規範(長野県GAP)を基に作成したチェックシートで、生産者自ら確認をしてもらう。
また、例年3~5月に増加する農作業事故対策として、農作業が本格化する時期の前から(1)ヘルメットの着用を推進する(2)農作業中は適宜休憩をとり無理をしない――などの安全対策を啓発することを確認した。

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