セルリー種まき始まる、来年5月の出荷向け

JA信州諏訪
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手作業で慎重にセルリーの種をまくJA職員

JA信州諏訪を代表する高原野菜セルリーの種まきが5日、原村のJA育苗ハウスで始まった。営農部の担当職員が、小さな種を手作業で丁寧に育苗箱へまいた。種まきは注文に合わせて10日おきに行い、来年7月5日まで続く。多くの生産者の育苗を一括で引き受けることで、労力や生産コスト削減を支援している。
この日は15人ほどで作業し、来年の5月中旬に諏訪地域の先陣を切って出荷される加温ハウス栽培用の100箱(生産者約20戸分)にまいた。種は非常に小さく、土と色が似ているため、均一にまけるよう白い石の粉をまぶした。1箱で約1200本の苗が育つ。
各生産者への引き渡しは、来年1月5日を予定。15、16度を下回らないよう温度管理しながら、本葉1枚半ほどの幼苗に仕立てる。
JA営農部の担当者は「生産者に良い苗を提供できるよう、温度や水の管理に細心の注意を払っていきたい。初物の育苗は特に緊張する」と話した。
長野県はセルリーの生産量が日本一で、同JAは夏秋期の出荷量が日本一。八ケ岳西麓地域の冷涼な気候を生かし、盛んに栽培されている。肉厚で軟らかく、みずみずしい諏訪のセルリーは、全国にファンを持つ。