WCS用稲の刈り取り

JAみなみ信州
「WCS用稲の刈り取り」の画像
専用機械で稲WCSのロールを作った試験

JAみなみ信州と地元行政などでつくる稲WCS生産利用実証研究会は7日、飯田市で、発酵粗飼料(ホールクロップサイレージ=WCS)用の稲の刈り取りをした。2年目の試験栽培に取り組んでいるもので、天候の影響で予定より遅れたが、目標を上回る収量に関係者は手応えを感じていた。
研究会は市農業課、市農業振興センター、県南信州農業改良普及センター、JAで構成する。同市上郷と高森町の2戸の水田、計1.15ヘクタールでWCS専用品種「タチアオバ」を栽培。ロール115個(1個300~350キロ)の収穫を目標に掲げている。
同日は同市上郷の篠田喜代志さんの水田で収穫。篠田さんは「管理が食用稲と変わらないところがいい。生育もよく、収量が多くて安心した」と話した。
2018年産米からの米の生産調整見直しを踏まえ、同市でも飼料用稲の生産が検討されている。研究会は「水田の機能を残し、管理も今まで通りで、交付金の単価が高いなどのメリットがある。地区の畜産農家にも飼料作物の栽培労力の軽減、安価な粗飼料の入手などのメリットがある」と強調する。