復旧支援へ全力

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JAながのの管内で、新わい化栽培のリンゴ園の被害状況を確認する関係者ら

JAながの管内には、JA長野中央会の春日十三男専務と各連幹部らが訪れた。長野市、飯綱町、小布施町のリンゴの圃場(ほじょう)を中心に被害状況を確認した。生産者にも現場で直接状況を聞いた。
管内では、長野市、須坂市、小布施町、飯山市などの河川敷にある果樹や野菜の圃場が水没した他、千曲市と坂城町の花きのハウスが倒壊する被害があった。新わい化栽培のリンゴの木を支える支柱が倒れた被害が飯綱町他で、26圃場確認。飯山市の養豚施設で川の水が流れ込み、豚が41頭死んだ。管内の被害面積は約20ヘクタールとみられる。
JA長野中央会の春日専務は「今後も被害の実態が出てくると思うが、生産者の力になれるよう協力していきたい」と話した。JAの豊田実組合長は「収穫を目前にして被害に遭われた皆さまにお見舞いを申し上げる。24日に設置したJA農作物災害対策本部を中心に、復旧に向けた対策を検討し、実行していきたい」と強調した。

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