肉豚の部特別優秀賞、本村さん2年連続

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特別優秀賞に輝いた枝肉と出品者の本村さん(JA全農長野提供)

JA全農長野は10月中旬、第70回県畜産共進会肉豚の部を松本市の県食肉公社で開いた。県内各地から雌2頭、去勢1頭の3頭を一組とした17組51頭の枝肉が出品された。特別優秀賞と県知事賞には、JAみなみ信州の本村隆雄さんが出品した枝肉が選ばれた。本村さんは2年連続の特別優秀賞受賞で、飼養管理技術の高さを示した。
県畜産試験場の中島賢生場長が審査委員長を務めた。3頭セットの審査は、個体ごとの優秀性はもちろん、セット内の斉一性も求められ、飼養管理技術とともに出荷適齢の見極めも試される。
全農長野によると、今回は特に、雌の枝肉は全体的に優秀だったが、去勢の枝肉に優劣の差があり、全体の評価に影響した。
本村さんの枝肉は、雌、去勢ともに、モモの厚み、ロース芯の太さが非常に良く、脂肪付着も均一で、正肉歩留まりの高い優秀な枝肉として高い評価を受けた。
優秀賞は次の通り。かっこ内はJA名。
▽松田武史(佐久浅間)丸山産業・丸山公弘(みなみ信州)佐藤良昭(ながの)

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