ビジネス感覚持とう 理念、事業計画が重要

JA中野市
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農業経営を学ぶ参加者

中野市とJA中野市はこのほど、農業経営にビジネス感覚を取り入れたセミナー「信州なかの農業経営塾」を開講した。農業を取り巻く環境の変化に対応し、優れたビジネス感覚を持つ農業経営者の育成が目的で、来年2月まで全6回開く。
内容は、コミュニケーションマネジメントをはじめ、経営マネジメント「経営理念・事業計画」「マーケティング」「会計・経営分析」など。1月には先進経営体視察を予定している。
8月下旬、第1回目の講座をし、20~40代の若手農業者とJA職員、計15人が受講した。
塾長で講師の(株)ビット89の吉田健司代表は「経営学の基本は『投資したものは回収する』こと。今回セミナーで何かを学び取り、投資した時間は経営者として必ず回収しよう」とあいさつした。講座では、国内の大企業を例に挙げ、企業が持つ「理念」や事業計画を立てることの重要性を説明した。
受講生は班に分かれて、グループワークをした。「繁忙期の人員の確保が大変。でもそれを乗り越え、おいしい作物ができた時に喜びを感じる」といった、互いが感じる農業のやりがいや問題などを共有した。
参加者は「『経営』と聞いて難しいものを想像していたが、とても分かりやすかった。残りの講座もみんなで交流を深め楽しく学びたい」と話した。