ひょう被害支援、管内行政へ要請

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要請書を高野村長に手渡す田中常務(左)

JA松本ハイランドはこのほど、管内で5月31日に発生したひょう害について、筑北村と麻績村に支援要請をした。災害規格の販売に向けた段ボールなど出荷資材への支援や農業共済金の早期支払いなどを求めた。
麻績村への要請では、田中均常務らJA役職員6人が村役場を訪問。田中常務が高野忠房村長に要請書を手渡した。田中常務は「麻績村はリンゴの被害が大きい。被害作物を1円でも高く販売できるようJAも支援していくので、生産者の生産意欲が下がらないよう、行政にも支援をお願いしたい」と要望した。
高野村長は「ふるさと納税の返礼品や付加価値の付く加工用など、さまざまな販路を検討し支援していきたい」と話した。
今回の降ひょうで、管内では果樹や野菜を中心に被害が発生。被害総額は約2500万円となっているが、等級格下げなどの減収を含めると被害額はこれを上回ると見込まれている。

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