高校生が施設見学、流通や役割伝える

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予冷庫施設の説明を聞く生徒ら

木曽町の木曽青峰高校森林環境科3年ビジネスコースの生徒20人が7月上旬、「食品流通」の授業で木祖村のJA木曽野菜集荷施設・小木曽予冷庫を見学した。JAの仕組みやその活動と役割、農産物の流通などについて学んだ。
講師を務めた農業生活部の巣山孝治営農技術員は御嶽はくさい専門指導を担当。これから出荷最盛期を迎えるハクサイを例に、収穫した野菜がJAの集荷所(予冷庫)を経て、トラックで卸売市場に運ばれ、小売業者やスーパーから消費者に流通するまでの仕組みを説明した。
企画管理部の蒲沼康子組織相談課長はJAの仕組みや事業内容などについて紹介した。生徒らは「豊作の時はどのようにするのか」「野菜部会員は何人いるのか」など質問をした。
JAは、施設見学などを通じ、組織の理解や事業利用につなげようと、小・中学校や高校の校外授業や農業体験を積極的に推し進めるとともに、学校からの希望にも応じている。

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