質・収量 良好見込む

JA上伊那
「質・収量 良好見込む」の画像
カゴメの担当者から説明を受ける生産者ら

JA上伊那野菜部会ジュース用トマト専門部は11日、7月下旬からの出荷を目前に控え、伊那市の畑やJA本所で研修会と出荷会議を開いた。今年は6月の朝晩の冷え込みが影響して、例年に比べ10日ほど収穫期が遅れているが、状態は良く収量も期待できる見込み。同専門部は今年、67戸が面積865アールで692トンを生産、約3300万円を販売する目標を掲げる。
ジュース用トマトは同JAが推進する品目の一つ。大手食品メーカーのカゴメと契約栽培し、全量を同社に出荷する。買取価格が決まっているので、あらかじめ手取りの計算ができる他、コンテナ出荷で選別の手間がかからないなどの利点があり、徐々に生産者や面積が増えている。
同日は同市美篶でジュース用トマトを9年間栽培しているベテラン生産者の畑弘躬さん(76)の畑で研修会を開き、約60人の生産者が出席。同社の社員やJA職員から、トマトが日焼けしないように葉っぱで覆ったり、わらをかけたりする方法の説明を受けた。参加者からはさまざまな質問が出て「大変勉強になった」と好評だった。
同社の平林智授さんは「上伊那産のトマトは糖度も高く品質もよい。当社では原料が足りていない状態なので、少しでも多く出荷をお願いしたい」と呼び掛けた。