市場と産地つなぐ、新人研修受け入れ

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圃場を視察する新入社員

JA長野八ケ岳は6月下旬、長野県連合青果の新入社員野菜産地研修会を受け入れた。9人が訪れ、施設や圃場(ほじょう)を見学した。
農学部がJAの概況や産地の特色、出荷状況などを説明した。南牧支所板橋集荷場では、荷受場の様子や立体冷蔵庫の内部などを見学した。また支所管内の圃場で営農指導員が、生育状況や鹿よけの対策などを話した。
参加した新入社員は、「畑や施設の規模の大きさに驚いた。扱う野菜の産地を見ることができてよかった」などと話した。同社企画開発部の王鷲課長代理は「全国の市場がライバルとなる中、産地が近くにあることが大きな強みになる。これからも積極的に産地を見て回り、仕事に役立ててほしい」と話した。
JAは、市場職員らに産地を実際に見てもらうことで、情報を共有し、市場と産地が協力してより良い商品を消費者へ届けたいと、研修を受け入れている。

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