農業体験受け入れ

JA長野八ケ岳川上支所は、5月中旬から7月上旬にかけて、川上村へ自然体験に訪れる東京都三鷹市の小学校の農業体験を受け入れている。今年は7校から約850人を学校別に同支所各支部で受け入れる。
居倉支部の農家29戸はこのほど、第五小学校6年生86人を受け入れた。児童は3人ずつに分かれて各農家を訪れ、野菜の収穫作業や種まき、段ボール箱の組み立てなどを体験した。
同支所埋原集荷場では、販売指導課の原三代寿課長が箱詰めの仕方を説明し、児童からの質問に答えた。体験を終えた児童は「レタスを作る苦労が分かった」「大変だったけど楽しかった」などと話した。同校の鈴山尚子校長は「大自然の中で農業を体験して、生き生きしていた。教科書では学べない貴重な体験や農家の皆さんの温かさに触れ、多くのことを学んだ」と話した。
高山小学校の児童も、大深山支部でレタスの箱詰め体験をした。この農業体験でレタスの種をまき、育ったレタスは三鷹市内のスーパーで販売する予定だ。

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