良質出荷へ荷物査定、市場担当者が確認

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品質向上に向けて荷造りのポイントを確認した査定会

南牧村野辺山のJA長野八ケ岳野辺山支所は6月中旬、市場担当者やJA全農長野野辺山駐在所の職員を招いて野菜査定会を開いた。管内の組合員や実習生など約80人が参加。市場担当者らから、規格に合った荷造りができているか査定を受け、品質の高い出荷の維持に向けてポイントを確認した。
当日出荷された荷物から無作為にサンプルを抽出して、査定。市場担当者が、ハクサイ、レタス、サニーレタス、リーフレタスで、等階級別に玉ぞろえや切り口の処理などを査定し、検査のチェックポイントや販売先からの要望を説明した。野辺山支部運営委員会の高見澤一夫支部長は「支所が設ける規格で荷造りし、さらなる品質向上に努めてほしい」とあいさつした。
査定会に参加した同支部園芸委員会の甘利秀幸委員長は「厳しい査定をしてもらうことで支所全体の品質を統一できる。お互いの信用のためにもしっかりとした荷物を作っていきたい」と意気込みを示した。
同JAでは、JA全体の2017年度販売目標を、出荷数量1900万ケース、販売額210億円とする。トップシーズンを前に目標達成に向けて、管内の全支所が野菜査定会を開き、品質向上に取り組んでいる。

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