「御嶽はくさい」食感良く甘く 収穫スタート

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始まった「御嶽はくさい」の収穫

JA木曽管内の木祖村で、主力のブランド野菜「御嶽はくさい」の収穫が始まった。JA野菜生産部会長の寺平栄さん(60)が、30アール畑で作業。葉の締り具合を1個ずつ確認しながら包丁で切り、2人の補助者が専用箱に1個ずつ丁寧に詰めていった。
収穫したハクサイは、4月中旬に定植し、55日ほどで収穫を迎えた。少雨と朝晩の気温低下による影響が心配されたが、品質は問題なく、食感が良く甘いハクサイに仕上がった。初日の収穫量は100ケース(1ケース15キロ)ほど。近くのJA小木曽予冷庫に運び、翌日、京都府の市場へ出荷した。
同JAは今年のハクサイ出荷目標を前年同水準の40万ケースとする。寺平さんは「目標達成に向けて、生産者全員の奮闘を期待している。自分も年間通して品質の良いハクサイを出していきたい」と抱負を話した。
直まきハクサイの収穫は7月上旬の予定。管内でもう一つの主産地、開田高原の収穫開始は6月下旬を予定している。

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