菊出荷スタート 最盛へ圃場巡回

JA佐久浅間
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圃場巡回で生育状況を確認する生産者ら

JA佐久浅間で花きの主力品目である菊の出荷が始まった。7月から本格化し、盆と彼岸を最盛期に10月まで出荷が続く。同JAは2017年度約500万本の出荷を見込む。本格化を前に、圃場(ほじょう)巡回や取引市場との会議をした。
9日には、JAキク専門部の大工原隆実専門部長、青年部員、JA営農技術員らが圃場を巡回。昨年に高秀品率出荷で表彰された優良生産者や青年部員の畑など8カ所を回り、生産者から生育状況や圃場管理などの説明を聞いた。6年前から菊を栽培する同市田口の秦秀敏さん(45)は「同期が良い菊を作ろうと、さまざまな栽培方法に挑戦し、努力している姿を見ると良い刺激になる」と話した。
14日に開いた市場取引会議には、生産者や行政、主要取引市場の担当者ら約60人が出席。JA営農技術員が生育状況や出荷計画を説明し、良品の安定供給に向けた取り組みを確認した。17年度の重点取り組み事項で、価格の安定を図るため、等級ごとの販売戦略の明確化や実需に合った規格の提案、出荷計画の情報精度向上などに取り組むことを確認した。
大工原専門部長は「新たな販売戦略や作業の省力化でより稼げる農業にして、産地全体で新規栽培者の育成に取り組み、伝統ある産地を継承しよう」とあいさつした。