地元農産物 盛り上げよう、生産者と事業者が連携

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ロクジカフェで意見発表をする青年部員

JA中野市青年部は同市農産物の一層のPRに向け、信州中野商工会議所が主催する6次産業化推進企画「ロクジカフェ」に参加する。5月下旬の1回目の会合では、市内の事業者や農業者合わせて40人以上が参加。互いの要望やアイデアなどを発表し合い、意見交換をした。
ロクジカフェは、生産者(農家)と事業者(製造、加工、飲食店など)がそれぞれの得意分野の生産技術と加工技術を組み合わせることで、「信州中野」の魅力を創出する交流の場。新しい特産品の開発や、地元中野市の農産物を広くPRすることを目的に今年設立されたもの。気軽に生産者と事業者が出会える場を提供したいとの思いから「カフェ」という名称を付けた。
初回の会合では、同青年部の参加者から「現在栽培しているプラムは、規格外品などで市場に出回らないものも多い。うまく活用していきたい」といった声や「エノキタケは鍋で食べるものというイメージが強く、これから夏にかけて需要が落ちる。何か新しい食べ方を開発したい」といった要望が出された。
ロクジカフェは、今後も10月の「信州中野おごっそフェア」に向けて月1回のペースで開き、市外からの来訪者に同企画で生まれた新たな特産品をPRする予定だ。

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