JAながのと長野県 子ども食堂で連携

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子ども食堂支援などでの連携を発表した阿部知事と豊田組合長(16日、長野市で)

JAながのと長野県は16日、子どもたちに食事や学習の機会を提供をする「信州こどもカフェ・こども食堂」への支援と農畜産物のプロモーションなどを行う共同プロジェクトを始めると発表した。「JAながのこども共済みらい基金」を設立し、総額1000万円の規模で、子どもの居場所づくりを支援。JAは農業振興と地域貢献の一環として、JA共済の「地域・農業活性化積立金」を活用して取り組む。
豊田実組合長と県の阿部守一知事が県庁で合同で会見して発表した。県によると単位JAとの連携は初めて。プロジェクトの主な内容として「地域の未来を担う子どもたちへの支援」と「県産農畜産物の魅力発信」を掲げた。
子どもたちへの支援は、同基金を設立し、県が普及に力を入れる「信州こどもカフェ・こども食堂」を運営するNPO法人への食材提供や広報PRを行う。
農畜産物の魅力発信では、県の地産地消とブランド化のキャンペーン「おいしい信州ふーど(風土)」と連携し、JR東日本が発行する新幹線車内情報誌「トランヴェール」に、管内の主要農産物を紹介する記事広告をシリーズ掲載する。桃、ブドウ、リンゴなど5品目で、旬の時期に合わせて7月から5カ月連載。連動して、東京・銀座にある県のアンテナショップ「銀座NAGANO」でのイベントやJA直売所でのPRを行う。
豊田組合長は「JA管内で生産する農畜産物を通じ、子どもたちの食へのサポートを行い、安心で安定した暮らしをつくる応援をしていきたい。県内外でイベントなども行い管内の農畜産物のPRをしていきたい」と意気込みを示した。阿部知事は「食材提供や基金の設立は、子ども支援への力強い取り組みになる。JAの取り組みと県の政策の目指すべき方向性が合致した。県とJAのコラボのモデルになるもので、ぜひ成功させていきたい」と強調した。