水稲育苗ピーク

JA上伊那
「水稲育苗ピーク」の画像
生産者の軽トラックに次々と載せられる出芽した苗

JA上伊那管内で水稲育苗の作業が最盛期を迎えている。同JAの北部(箕輪町)と南部(飯島町)の2カ所の育苗センターが本格的に稼動し、連日播種(はしゅ)作業をしながら並行して、生産者に発芽した苗を受け渡している。
今年は両センター合わせて、昨年並みの育苗箱約26万枚の播種を4月末まで実施。「コシヒカリ」を中心に、もち米や酒造好適米などの7品種の苗を順調に供給している。
同JAは減農薬栽培に取り組み、種子消毒には、農薬を使わない温湯消毒を行う。種子を60度の湯に10分間浸す消毒方法で、農薬使用を減らし、病気を抑制しながら食の安全安心につなげている。
10日から稼動が始まった飯島町の南部水稲育苗センターでは、1日平均で育苗箱8000枚に播種している。水で湿らせた専用マットに種もみをまき、土をかぶせた後、湿度と温度を一定に保った出芽室で3日間保管。4日目に、出芽した苗を仕上げるサブセンターや農家の元へ運ぶ。
JAのセンター担当者は「年々利用者が増えている。生産者の期待を裏切らないように、健康で立派な苗を供給していきたい」と意気込む。