ファン獲得 販売好調

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17年度計画を決めた定期総会

JAながのが飯山市常盤地区で運営する農産物直売所千曲川の2016年度売上高は、前年比6.3%増で、過去最高の2億9805万円に達した。レジ通過人数をまとめた来場者数も24万9908人と、前年を5400人上回った。客層は観光客や地域住民が中心で、リピーターも多い。フェアや品ぞろえの充実などで客の心をつかみ、毎年売上高を伸ばしている。
16年度は、昨シーズンの冬に雪が少なかった影響で山菜類の出荷が例年より2週間ほど早く、4月の売り上げと来客数ともに好調だった。10、11月に、メディアで紹介された宣伝効果や地元特産品フェアの開催などが集客につながり、2カ月間の売り上げが前年を1000万円ほど上回った。旬の時期に合わせたアスパラ市や盆の花市などのイベント、トマトジュースやきのこ汁のサービスなども人気を集め、来客の増加に貢献した。
同直売所は開店16年目。5年前に比べて年間の売上高は約8800万円増、来場者数も約4万9000人増と好調で、毎年着実に売上高を伸ばし続けている。
584人の会員が野菜やきのこ、果実の他、農産加工品を出荷。希望する会員には販売状況をメールで1日5回配信し、売れ行きに合わせて速やかに農産物を補充できる体制を取る。現在は地元産の雪下ニンジン、とう立ち菜、5月からはアスパラガスなどが並ぶ。
直売所は観光コースの一つにもなり、隣接する道の駅「花の駅千曲川」と相乗効果を上げている。豪雪地帯で冬季の生産物は限られるが、沖縄県のJAおきなわや愛知県のJAなごやなど、県内外のJAから青果物を取り寄せる「JA間交流コーナー」を設け、品ぞろえを充実させている。
このほど市内で、直売所「千曲川」の会の定期総会を開いた。会員ら約100人が集まり、事業報告や17年度計画を可決。17年度は売上高3億1000万円を目指す。
同会の木内三千雄会長は「直売所に農産物を持ち込む際も、来客に気持ちよく買い物をしていただけるような対応をしていこう」と呼び掛けた。