コース選択制を導入、多様な担い手育成

JAグリーン長野
「コース選択制を導入、多様な担い手育成」の画像
真剣に講義を聞く受講者

JAグリーン長野は、定年帰農者をはじめ、女性、若手農業者、農業に興味を持つ組合員・地域住民を対象にした「グリーン農業講座」を今年も開講した。87人の受講者が、果樹や野菜栽培の基礎的な知識・技術から農機の使い方や農業経営までを学ぶ。
今年は新たに「コース選択制」を導入し、受講者ニーズに即したカリキュラムを組む。農業の担い手育成が目的で、JAの直売所、共選所出荷を目標に支援を強化していく考えだ。
開講式と初回の講義を15日、長野市篠ノ井のグリーンパレスで開いた。受講者は、JAの概要や営農の相談窓口について案内を受けた後、果樹、水稲、花き、野菜栽培について学んだ。JAが特に振興する品目を中心に、JA営農技術員が生育環境や栽培管理のポイントを説明した。
60代の女性は「家で少し野菜を作っているが、自己流で、基礎が分かっていなかったので受講した。果物や花の栽培にも興味を持ったので、1年間講義をしっかり聞いて、挑戦してみたい」と意気込んだ。
同講座は11年目。昨年までは全員が同じ講義内容だったが、今年は11回中2回の講義で「水稲」「花き」のコース選択制を設定した。他品目との複合栽培で導入する生産者が多い花きは、同日別会場で講義を開き、挑戦の幅を広げてもらう考えだ。
講座を担当する営農部農業指導課の富澤繁男課長は「講義をきっかけにJAや営農技術員に質問や連絡をいただき、技術や知識を高めて、ぜひとも出荷につなげてもらいたい」と話した。