JA中野市上原さん、優秀賞受賞で表彰

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受賞を喜ぶ上原さん(右)と江口組合長

中野市のJA中野市本所で4月上旬、日本農業新聞営農技術アイデア大賞2016の優秀賞を受賞した上原一幸さんの表彰式が開かれた。JAの江口栄光組合長らが立ち会う中、日本農業新聞信越支局の飯島有三支局長が上原さんに表彰状を手渡した。
上原さんは「ギンナン果肉分離器」の発明で受賞した。市販の電動ドリルに自作の羽根を付けて回転させることでギンナンの種と果肉を分離できる機械。手軽に使え、畑や山中でも処理できる。
上原さんは「兼業している建設業を通じて地元の生産者の方と関わったのが農業に対して興味を持ったきっかけ。今では自分で花や野菜を作る。そういった人とのふれ合いが今回の受賞につながったと感じる」と喜びを語った。
江口組合長は「JA管内からこのような優秀な賞が出たことは非常に喜ばしい。これからも生産者に役立つアイデアを出していただければありがたい」と祝福した。

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