JA全農長野は6日、木曽町福島の長野県中央家畜市場で4月の和牛子牛市場を開いた。319頭が上場し、314頭が成立。平均価格は84万3236円で、2016年12月の市場で記録していた過去最高を更新した。全国的にはやや下げ基調の中だったが、雌の取り引きが旺盛で、去勢も活発な買いがあり、全体として高値の相場となった。
平均価格は前回の2月市場を1万6655円上回り、前年同月比で2万3445円高。16年12月の平均価格からは5451円高かった。
雌子牛は138頭が成立し、平均価格79万6578円で、前回比3万9923円高。去勢子牛は176頭が成立し、平均価格87万9820円で前回から1万430円下げた。
せり前に行った子牛共進会の結果は次の通り。
◇去勢牛▽最優秀賞＝井領稔（上松町）▽優秀賞＝清水芳昭（大桑村）伊藤太郎（川上村）◇雌牛▽最優秀賞＝田口周治（南木曽町）