リンゴ半わい化栽培研修、期待の技術 習得を

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リンゴ半わい化栽培を学んだ研修

JA中野市りんご・もも部会は、管内のリンゴ園地で半わい化栽培の技術交流会を開いた。JAと部会では、2年前から半わい化栽培用のJM台「ふじ」苗木の養成・配布に取り組む。昨年度も多くの導入実績があり、関心を示す生産者が増えていることから、さらに技術向上を図ろうと開いた。
長野県果樹研究会で長年、県内の果樹振興に尽力した戸谷公次さんが講師で、栽培技術のポイントや導入のメリットなどを説明。生産者と活発に意見交換した。
リンゴ半わい化栽培は骨格となる樹形や結果枝を早い時期に確立し、早期に収穫量を確保できる栽培方法。木をできるだけコンパクトに保つことで作業性の向上も期待できる。JAの担当技術員は「最終的な木の大きさのイメージは、これまで中心だったマルバ台の木の7割ぐらい。今後の鍵になる技術ではないか」と話していた。
交流会は今年で4年目。参加者からは導入に前向きな意見が多く出された。

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