住民へ花栽培講座、直売所出荷めざす

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ヒマワリの栽培方法などについて説明する狩戸技術員

大桑村のJA木曽大桑支所は、村民を対象に、花の栽培を学ぶ農業講座を開いた。農家や住民ら12人が参加。直売所や市場出荷を目指し、露地で栽培でき、初心者でも作りやすい品目について学んだ。
同講座は、村と県木曽農業改良普及センターの協力で開催。JAの狩戸公彦営農技術員と普及センターの清澤靖仁さんが講師を務めた。
狩戸技術員は、切り花用として人気が高いヒマワリの栽培方法、品種、流通状況などを説明した。品種は安定した需要が見込めるオレンジ2品種の栽培を勧めた。休耕農地での栽培が可能で、露地栽培なのでコストが抑えられるメリットがあることを紹介。狩戸技術員は「栽培しやすいので、ぜひ大勢の方に取り組んでいただき、村特産にしてほしい」と話した。
普及センターの清澤さんは盆花用のアスターについて説明した。
初めて講座を受講したという男性は「家でも花木を栽培して出荷しているが、ヒマワリなど新しい品目も作ってみたい」と話していた。

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